CBDが睡眠の質に良いと言われる理由【CBD製品の選び方もご紹介】

寝ている女性

突然ですが皆さんは睡眠がしっかりとれていますか?

健康でいるための要素として食事・運動・休息の3つのバランスで成り立っていますが、睡眠は私たちの心身の健康にとって非常に重要な要素です。睡眠は、日々の活動へのエネルギーを再充填し、心と体の両方をリフレッシュすることができます。
しかし、日本人の多くは睡眠問題を経験しており、これが健康や生活の質に大きな影響を及ぼしていることも少なくありません。

今回はCBDと健康(睡眠)の関係性について説明していきます。

記事の目次

  1. CBDが注目されている理由
    • 睡眠との関係性
  2. CBDを使用の際の注意点
    • 注意しておきたい4つのポイント

CBDが注目されている理由

睡眠に効果的と言われている栄養素がたくさんある中、睡眠改善の一つとして少しずつ注目されているのがCBD(カンナビジオール)です。
今回はCBDと健康的な睡眠との間にどのような関係があるのかについて詳しく探っていきます。

睡眠との関係性

CBDは、麻(カンナビス)植物から抽出される化合物で、自然に存在するカンナビノイドの一つです。近年、CBDはその広範な健康効果のために注目されています。特に、痛み、炎症、不安、そして睡眠の問題を緩和するための自然な補助としてCBDが用いられることが増えています。

CBDが睡眠に与える影響についての科学的な研究はまだ初期段階ではありますが、既存の研究からは、CBDが不安やストレスを軽減し、結果的に睡眠の質を改善する可能性があることが示唆されています。
不安やストレスは睡眠障害の主要な原因であり、これらを自分でコントロール出来るかも鍵になると考えられます。
これに関連して、CBDはエンドカンナビノイドシステム(ECS)と相互作用すると言われており、ECSは、体内のバランスを保つための生体システムで、睡眠、食欲、痛み、免疫応答など、様々な体内プロセスに影響を及ぼす可能性があります。

よって、C B Dが近年睡眠に影響を及ぼすのではないかと言われている理由と言えそうです。(※1(※2

CBDを使用の際の注意点

CBDを使用するとしたらどのような注意すべきか4つのポイントで説明していきます。

注意しておきたい4つのポイント

1:医療専門家と相談する

CBDは使用する量や個々の体質、生活習慣などにより異なります。CBDの使用には副作用が伴う可能性もあるため、処方や疾患がある方は特に医療専門家と相談した上で使用をお勧めします。

2:品質を確認する

さらに、全てのCBD製品が同じ原料を使用している訳ではありません。そのため、どの製品を使用し、どの原料をベースに使用しているのか確認してから使用することが大切です。

3:低用量から始めて継続的に摂取する

CBDは、一日に1,500mg程度を経口摂取しても健康を損なう可能性は少ないと2011年に行われた海外の研究で言及されています。

初めての方は特に低用量(例えば、5-10mg)から始め、反応を観察しながら目的に合わせて少しずつ摂取をしていくことをおすすめします。また、CBDは体内に蓄積する性質があるため、長期的に使用することで効果が現れやすくなります。(※3

4:合法性を確認する

日本で使用することは問題ありませんが、旅行の際に他国へ持ち運ぶことが万が一ある場合には、事前にCBDが合法か確認する必要があります。

まとめ

睡眠は適切な食事、運動、休息を同時に考慮することで、大幅に改善することが期待できます。
睡眠市場におけるCBDの可能性は広大であり、その研究はまだ始まったばかりです。

自社・他社含めC BD製品を使用した方の声からもCBDが睡眠を改善したとの意見もあり、今後さらにC BDはより健康な生活をサポートする助けとなる可能性があると言えそうです。

CBDを安全に摂取し、その効果を最大限に利用していきましょう。

参考文献
(※1 Mohammed I. Khan1*, Anna A. Sobociska1, Anna M. Czarnecka1, Magdalena Król2, Bruno Botta3 and Cezary Szczylik1
The Therapeutic Aspects of the Endocannabinoid System (ECS) for Cancer and their Development: From Nature to Laboratory Current Pharmaceutical Design, 2016, 22, 1756-1766
(※2 渡辺 正仁,早﨑 華,由留木 裕子,渡辺 克哉 カンナビジオールの治療効果とその作用機序 5.CBDの治療効果 保健医療学 雑誌 9 (2)2018
(※3世界保健機関(WHO) 薬物依存に関する専門委員会(ECDD) 第 39 回会議 カンナビジオール(CBD)事前審査報告書2017