【松下恵3】摂食障害で苦しんだ過去も

米国に1か月間、語学留学をした女優の松下恵(38)。最近は留学以外にもウェブで連載を始めるなど、アラフォー世代に突入してから次々と新しいことにチャレンジしている。

そんな松下も、かつては摂食障害を患っていた時期があった。
ちょうどドラマ「3年B組金八先生」の放送が始まった1995年のころからのことで、「『金八先生』に出始めたのが15歳。テレビに映ったら、あまりにもまん丸だったのでショックを受けまして、食事をだんだん抜くようになっていったんですね。食べなければその分、やせていくのが分かったから、成長期なのにとにかく食べなかったんですよ」(松下)。

反動がきたのは「金八先生」の放送が終わるころで、「今度は食べたいっていう欲求が出てくるようになって、『金八先生』が終わったくらいにリバウンドがきたんですね。そこからは食べる・食べないの闘い。食べたら太るから食べないんだけど、頭の中では食べ物のことしか考えていないので、過食する日がきて…。過食したら太りたくないから、もどして…」(松下)。
摂食障害は20代になっても続き、「27、28くらいになっても治らないので、カウンセラーの方のところに行ってご相談させていただきました」(松下)。

カウンセラーのアドバイスは「太っても僕が責任を取るから、いくらでも食べなさい、人目を気にしないで。でも、食べる時に感謝しながら、おいしいなぁと思いながら食べてね」というもの。この言葉で心の“もや”が晴れる思いがしたのか、カウンセリングに行った帰り道から食事をしっかり取るようになったという。
それから体重が増えてきたが、当時の担当マネジャーも体形に目を光らせるのではなく「じゃあ、おデブちゃんキャラで売っていきましょう」と冗談を交えて温かく見守るというスタンス。松下は「食べていくことで、食べることに少しずつ執着しなくなったんですね」と立ち直るきっかけをつかみ、それから約2年後に治ったことを実感する日がきたという。

苦しんだ期間は約15年。「やせなきゃ」という思いも、「結婚しなきゃ」という考えと同じく周りの目を意識しすぎるあまりに陥ったこと。
「人からどう見られるかで、すごく私は悩んできたのかなって。カウンセラーの先生もおっしゃっていました。『“人から見られる松下恵”っていうのをいつも考えているから、それを一回忘れてごらん』って」(松下)。

アラフォー世代になって語学留学も経験し、色んな面でどん欲になった。「そもそも自分を表現することが好きだというのに変わりはないので。アメリカと日本の違いを伝えていったりとか、表現を通して架け橋になっていったりとか、私が私のことを語ることで共感してくださったり、勇気が出たと言ってくださる方がいれば、それが私のするべきことかなって思えるようになりました」(松下)。
等身大の松下に密着したドキュメンタリー映画「アラフォーの挑戦 アメリカへ」は、6日から公開される。

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